7月24日 働き方ネット大阪第16回集いのご案内
声を上げれば世界は変わる
日本でも諸外国でも声を上げ行動し、職場や社会を変える動きが確実に拡がっています。今回のつどいは、こうした海外と日本の動きに学びながら、どうやれば声を上げ権利を主張することができるのかを議論したいと思います。2人の報告者および4人のリレートークの登壇者もこの目的にふさわしい人たちにお願いしました。皆様の多数のご参加を、心よりお待ちしています。
日 時: 7月24日(火) 午後6時半〜8時45分
場 所: エルおおさか708号室
報告1 韓国ソウルにおける市政革新の新しい波に何を学ぶか(20分)
服部信一郎さん(大阪革新懇訪問団事務局長)
報告2 世界に拡がる草の根運動―オキュパイ運動とフクシマをつなぐもの―(40分)
後藤宣代さん(福島県立医科大学講師)
リレートーク
川村 遼平さん(POSSE事務局長) 大口耕吉郎さん(大生連事務局長)
北出 茂さん(大阪青年ユニオン) 呉竹陽子さん(新婦人中央支部事務局長)
資料代 500円(学生、失業者は無料)
主 催: 働き方ネット大阪(https://hatarakikata.net/)
連絡先: 民主法律協会(TEL06-6361-8624)
日本でも諸外国でも声を上げ行動し、職場や社会を変える動きが確実に拡がっています。
アメリカでは、高失業と就職難のなかで、一部の富裕層だけが優遇される体制に抗議する若者の「オキュパイ(占拠)運動」がウォール街で始まり、全国の主要都市に波及していきました。
韓国のソウルでは、昨年10月の市長選挙で、市民派弁護士の朴元淳市長が誕生し、今年5月から、市関係の非正規職の4割近い1054人を正規職に転換しました。プサンでは、韓進重工業造船所の女性溶接工キム・ジンスクさんが整理解雇に反対してクレーン上に籠城し、それを支援する「希望バス」に全国から5次にわたり1万数千人が参加し、勝利の後押しをしたという感動的なドラマもありました。
フランスでは去る5月の大統領選挙で社会党のオランド氏が勝利し、若者の雇用創出、富裕者課税、原発依存率引き下げなどの政策を進めようとしています。
日本では、脱原発運動の高まりのなかで、長らく忘れられてきたデモが復活してきました。福島では、除染と原子力に依存しない復興の闘いが若い母親を中心に進められています。
今回のつどいは、上記のような海外と日本の動きに学びながら、どうやれば声を上げ権利を主張することができるのかを議論したいと思います。2人の報告者および4人のリレートークの登壇者もこの目的にふさわしい人たちにお願いしました。
第1報告者の服部さんは、大阪革新懇ソウル訪問団の事務局長として朴元淳ソウル市長と面談し、非正規労働センター、福祉国家ソサエティとも懇談してきました。第2報告者の後藤さんは福島の女性たちの運動に関わるとともに、3.11以降何度もアメリカのオキュパイ運動の現場に足を運んできました。
NPO「POSSE」は、若者の労働相談と生活支援に元気に取り組んでいます。「大阪青年ユニオン」は、不当解雇などを団体交渉や裁判で闘って大きな成果を上げています。大阪の「新日本婦人の会」(新婦人)は、女性と子どもの生命を守るために原発ゼロ運動の一翼を担っています。また、「大阪の生活と健康を守る連合会」(大生連)は、生活保護の申請者と受給者を支援する活動を果敢に展開しています。
皆様の多数のご参加を、心よりお待ちしています。