驚きの「維新八策」最終版

http://oneosaka.jp/news/120831%20%E7%B6%AD%E6%96%B0%E5%85%AB%E7%AD%96.pdf
国会解散風が吹くのかどうかも、「大阪維新の会」の動向しだいって感じです。ようやく、HPに「維新八策」案が掲載されました。ぜひ、お読みください。
まず、驚かされるのは「維新が目指す国家像」です、「大阪維新の会の理念は、個人の自由な選択と多様な価値観を認め合う社会を前提に、 ・ 自立する個人 ・ 自立する地域 ・ 自立する国家 を実現することです」〜今の日本、皆さんにリンゴを与えることはできません。リンゴのなる木の土を耕し直します〜とありますが、小泉構造改革路線が自民党をダメにしたそのものではありませんか。大阪府、市が始めた税収・歳入を出来る限り小さく見せて、社会福祉・教育・文化予算の削減をねらう「財政危機宣言」のやり方です、いま市民は市立病院統廃合、男女共同参画センター4館の廃止、新婚家賃補助の廃止、バス路線の縮小、市民交流センターの廃止、屋内プール削減をはじめ音が件の廃止、大阪フィル・文楽への補助金削減を目の当たりにしています。その一方で、リニア新幹線、阪神高速道路の淀川左岸線建設、ベイエリア地区でのカジノなど大規模開発は優先課題となるほど、一昔前からの大企業本位の古い政治そのものと見えます。
以下の雇用政策はひどいものです。
〜雇用政策〜 【理念、基本方針】
•民民、官民人材流動化の強化徹底した就労支援と解雇規制の緩和を含む労働市場の流動化(衰退産業から成長産業への人材移動を支援)
•ニーズのない雇用を税で無理やり創出しない
•社会保障のバウチャー化を通じた新規事業・雇用の創出(再掲)
•国内サービス産業の拡大(=ボリュームゾーンの雇用拡大)
•正規雇用、非正規雇用の格差是正(=同一労働同一賃金の実現、非正規雇用の雇用保護、社会保障強化)
•新規学卒者一括採用と中途採用の区分撤廃の奨励
•グローバル人材の育成
•外国人人材、女性労働力(→保育政策の充実へ)の活用
•ワークライフバランスの実現 〜
これのどこが「維新」でしょうか、どこが「新しく」「日本再生のためのグレートリセット」なのでしょうか。ちっとも理解できません!?
 「徹底した就労支援」しながら「解雇規制の緩和」「労働市場の流動化」では、雇用政策にもならないでしょう。この雇用政策理念って、いつも厚労省の雇用政策審議会等で経済団体委員が20年前から繰り返している破綻論理です。非正規雇用の格差是正(同一賃金)って、ひょっとしたら経団連が言っている非正規賃金を正規賃金に合わせるっていうことですかね。「リンゴ」は誰の手に渡るのか、言って欲しかったですね!
(副会長 服部信一郎)

この記事を書いた人