11月30日に開催した開催働き方ネット大阪「第17回つどい」の感想が、地域労組青年部よりメール届きました!ご紹介します!
今回のつどいには、青年部書記長の北出さんの呼びかけに加え、青年部で取り組んだ井上さんの団体交渉について、心強い助言を頂いた上さらに貴重な時間を割いて団交の席にまで参加くださった働き方ネット副会長の柏原さんからお声かけ頂き、楽しみにして参加させていただきました。
元朝日新聞記者の竹信三恵子さんから、「維新と自民の雇用政策及び労働の現状について」、弁護士の小久保哲郎先生から、「大阪の貧困と生活保護の実状について」問題提起がありました。休憩を挟み、竹信さんと小久保先生の対談の途中に、反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんからの発言もあり、とても有意義なつどいでした。
特に、竹信さんから、雇用の流動化のための転職力をつけられる環境に必要な条件として、家族や職場の強いつながり以外の即仕事に直結するでもない第3のきずな(=緩やかなつながり)を意味する「ウィーク・タイズ」関係の重要性が語られました。まさに、組合は、ゆるく結んだネクタイに例えた「ウィーク・タイズ」の関係を実現する絶好の場だと感じます。
わたしたちは、家族、職場で解決しなければ、それぞれが一人ぼっちを抱え、ひたすら耐える選択肢しかないと考えるのではなく、時には緩やかなきずなに身を委ね、場合によっては大いに頼りにできるという関係性を持つことで、転職できる環境を整え、自分自身の人生を自分で選択できる働き方が実現できるということを再認識する良い機会になりました。また、今回、その為に組合ができる取組みについても考えのヒントを得ることが出来ました。