働き方ネット大阪 第9回つどい

働き方ネット大阪第9回つどい
 
働き方をどう変えるか―民主党政権に注文する―
 
日  時:2009年11月6日(金)午後6時半〜8時半 

場  所:エルおおさか南ホール(府立労働センター南館5階)

参 加 費:500円(会場費+資料代)

基調講演:五十嵐 仁 さん(法政大学教授・大原社会問題研究所所長)

リレートーク:

 ・青年労働者の実態と新政権への要求  地域労組おおさか青年部 中嶌聡さん

 ・労働者派遣法をめぐる諸問題  村田浩治 弁護士

 ・生活保護をめぐる諸問題  派遣切りにあい求職活動中の男性
 

総選挙で「政権交代」を掲げた民主党が圧勝し、民主・社民・国民新の3党連立政権が
スタートしました。

私たちは投票をまえに、政党選択のおおまかな基準として、?「派遣切り」や「雇い止
め」をやめさせるために努力しているか、?労働者派遣法の抜本的見直しを公約してい
るか、?改憲でなく憲法を守ることを公約しているか、などを見定めて投票するように
呼び掛けました。

この基準から見ると、民主党は、労働者派遣法の改正では登録型派遣の禁止や製造業派
遣の禁止に曖昧さを残しています。また、鳩山首相が「新憲法制定議員同盟」の顧問で
あることや、衆議院の定数削減に固執していることも気がかりです。これらの点は支持
できませんが、わたしたちが重視する働き方にかかわる政策では、3党連立政権は財界
言いなりであった自公政権より、まだしも労働者寄りの政策を掲げています。

わたしたちは労働者派遣法の見直し、最低賃金の引き上げ、公契約法の制定、母子・
老齢加算の復活、雇用対策の強化などの、人間らしい働き方を実現するための緊急課題
では、新政権に対してよりよい内容にしていくために積極的に要求していく必要があり
ます。

そこで、今回の働き方ネット大阪の第9回つどいでは、「働き方をどう変えるか――
民主党政権に注文する」をテーマに、五十嵐仁氏(法政大学教授・大原社会問題研究所
所長)による基調講演と、これを受けたリレートークを通じて、新政権にどのように働
きかけていくかを議論したいと思います。

政府の労働政策と今後の運動の方向を考える絶好の機会です。ぜひご参加ください

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