2013/10/03【共同通信】
大阪市監察課が「中学校内で生徒とマージャンをしていた」と事実と異なる発表をして名誉を傷つけられたとして、市立中の50代の男性教諭が3日、市に660万円の損害賠償などを求める訴えを大阪地裁に起こした。
訴状によると、監察課は5月31日、「教諭が校内にソファや冷蔵庫を持ち込み、生徒と毎週末マージャンをしていた」などと事実と違う内容を発表。新聞やテレビの報道で、不適切な行為をしている人物との印象を与え、精神的苦痛を受けたとしている。
代理人弁護士によると、教諭は「ずさんな調査で公表した。いまだに後ろ指を指されるなど苦しみは続いている」と話しているという。