2014/01/08 共同通信
ダイハツ工業グループの労働組合で構成する全ダイハツ労働組合連合会(約2万5千人)が、今春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する1%以上の賃金改善を要求する方向で検討していることが8日、分かった。14日の中央委員会で正式決定する。
自動車メーカーの労組では、全トヨタ労働組合連合会が具体的な金額を盛り込まずベアを要求する方向で調整している。具体的な賃上げ要求の数字が明らかになったのは全ダイハツ労連が初めて。今春闘での他労組の動きに影響を与えそうだ。
ダイハツ工業は2013年9月中間連結決算で過去最高の売上高を計上。