http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150311/ecd1503111751001-n1.htm
SankeiBiz 2015.3.11 17:51
厚生労働省が11日発表した2月の労働経済動向調査(年4回実施)によると、今春卒業の大学生の採用を予定している企業の割合は、理系が前年同月に比べ7ポイント増の44%、文系が4ポイント増の43%で、いずれも2年連続で前年の水準を上回った。
厚労省は「景気が回復傾向にあり、企業の採用意欲が旺盛だったため」と分析している。
高卒は1ポイント増の40%、高専・短大卒は11ポイント増の32%だった。大学院修了は3ポイント増の27%、専修学校卒も11ポイント増の23%で、すべての学歴で前年より増えた。
大卒理系でみた業種別では、情報通信業が最も高く79%に達した。一方、サービス業が最も低く16%だった。
大卒文系の業種別では、最も高いのが金融・保険業の73%。最も低いのがサービス業の17%だった。
調査は2月1〜7日に実施。従業員30人以上の5835事業所が対象で、2895事業所から有効回答を得た。