http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150708/ecd1507081804001-n1.htm
SankeiBiz 2015.7.8
職場でのマタニティーハラスメント(マタハラ)について、生命保険コンサルタント会社が妊娠・出産経験のある女性500人(20〜40歳)を対象に調査した結果、6人に1人に当たる16%がマタハラを受けたことがあると答えたことが8日、分かった。解雇を切り出されたり、心ない言葉を言われたりしたとの回答が目立ち、現場での被害の一端がうかがえる。
調査したのは、保険ショップ「保険クリニック」を運営する「アイリックコーポレーション」(東京)。
このうち80人がマタハラを経験したと回答。その内容(複数回答)は「解雇や契約打ち切りの話をされた」が41%で最も多く、次いで「心ない言葉を言われた」が30%、「立ち仕事や重労働をさせられた」13%だった。他に担当業務の変更や降格、異動をさせられたと答えた人もいた。
嫌だったことを自由記述で聞くと「妊婦と一緒の仕事は負担だ」「つわりは病気ではないから仕事をしなさい」などと言われたとの回答や、周りでたばこを吸われたとの答えがあった。