http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015103001001375.html
2015/10/30 11:33 【共同通信】
9月の製造業の就業者数は前年同月比42万人減の992万人となり、2012年12月以来、2年9カ月ぶりに1千万人を下回ったことが30日、総務省の労働力調査で分かった。984万人だった1961年6月以来、54年3カ月ぶりの低水準。ピークの92年10月は1603万人で、約4割減少した。
高齢化や情報化で医療・福祉や情報通信などの就業者は増加する一方、製造業は7カ月連続で減少した。国際競争の激化に伴う海外生産の増加や業績不振に伴う人員削減に加え、サービス産業に労働者が移動していることが原因。総務省は「産業構造の変化が影響した」と分析した。