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Yomiuri Online 2015年12月16日
厚生労働省は16日、アスベスト(石綿)を吸引して肺がんや中皮腫などの病気にかかり、2014年度に労災認定などを受けた従業員の勤務先939事業所の名称を発表した。
うち今回初めて認定されたのは710事業所。厚労省は、これらで勤務経験のある人や周辺住民らに注意を呼びかけている。
労災認定を受けたのは1080人、労災申請の時効を過ぎた遺族を対象とする石綿健康被害救済法(アスベスト新法)で給付金の支給認定を受けたのは20人。勤務先が特定できなかった場合や個人事業主は公表の対象外。厚労省は17、18日の午前10時から午後5時まで、電話(03・3595・3402)で相談に応じる。
患者や家族らでつくる市民団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」も17、18日の午前9時から午後5時までホットライン(0120・117・554)を設ける。