外食産業の過労死・サービス残業を考える――過労死110番プレシンポ

外食産業の過労死・サービス残業を考える――過労死110番プレシンポ

                         主催 大阪過労死問題連絡会

 若年労働者を使い捨てにする外食産業の過労死・サービス残業を考える
          〜正規も非正規もワーキングプア〜

◆日時 2010年6月15日(火曜日)   
    午後6時30分〜午後8時50分
   参加費:無料
◆場所 大阪弁護士会館 アクセス http://www.osakaben.or.jp/web/02_access/index.php
 
 
                         
大阪過労死問題連絡会が取り組んでいる事件のなかで、外食産業で働く若年労働者の過労死事件が目立っています。

平成22年5月25日、京都地方裁判所は、「日本海庄や(石山駅店)」の24歳の正社員が入社からわずか4か月余りで過労死した事件につき、賃金体系や36協定が過労死ラインを超える長時間残業を前提としていることを捉えて、会社だけでなく、社長を含む4名の会社役員の責任を認めた判決を下しました。

この判決は、会社の中で誰が過労死の原因を作ったのか、80時間の時間外労働を前提とする給与体系、100時間の時間外労働を認める36協定、それを生み出した責任は誰にあるのか、その点にまで迫った画期的な判決です。

この事件以外にも、大阪過労死問題連絡会が取り組んでいる、若者が使い捨てされている外食産業の「正規も非正規もワーキングプアー」の労働現場における過労死・サービス残業の事件は多くあります。その実態に光をあてるとともに、労働条件を改善させるには、どのようにしたらよいかについて考えるシンポジュウムを緊急で企画することとしました。

是非、多数の方のご参加よろしくお願いします。

なおこの企画は、6月19日(土)午前10時から午後3時まで行う「全国一斉過労死・過労自殺110番」プレシンポジュウムとしても行います。大阪の当日の電話番号は「06-6361−0750」)です。 

◆日時 2010年6月15日(火曜日)   
    午後6時30分〜午後8時50分
   参加費:無料
◆場所 大阪弁護士会館 
    10階・1001号室(地図参照)
     大阪市北区西天満1−12−5  
◆内容
・基調報告
関西大学教授 森岡孝二(当連絡会会長)
 「外食産業における長時間労働の構造と是正に向けて」

・当事者の方からのお話(予定)
居酒屋チェーン「日本海庄や」過労死事件(死亡時24歳、京都地裁事件)のご遺族からの報告

ファミリーレストラン「ふぁみりあん・まどか亭」支配人の過労疾病(発症時30歳)・サービス残業事件弁護団からの報告 居酒屋チェーン店「八剣伝」店長過労疾病事件(発症時35歳)の当事者からの報告

 宅配ピザ「ピザクック」店長過労死事件(死亡時31歳)のご遺族からの報告

◆ 過労死110番の実施
6月19日(土) 午前10時から午後3時まで 電話番号:06-6361−0750
【連絡先】 大阪過労死問題連絡会                                                      事務局長 弁護士 岩  城      穣
        あべの総合法律事務所         
        大阪市阿倍野区旭町1-2-7 あべのメディックス202 
TEL:06-6636-9361 FAX:06-6636-9364
HP: http://homepage2.nifty.com/karousirenrakukai/

(「催し案内」ですが目に止まりやすい「注目のニュース」欄に掲載しました。)


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