ひらパーで男性バイト、着ぐるみ練習中、熱中症で死亡 (7/29)

ひらパーで男性バイト、着ぐるみ練習中、熱中症で死亡

 
□着ぐるみダンス練習後、28歳が熱中症で死亡 ひらパー
朝日新聞デジタル 2019年7月29日19時50分
 
 大阪府警は29日、同府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、アルバイトの男性(28)=同市=が着ぐるみ(総重量約15キロ)姿でのダンスの練習後、熱中症で死亡したと発表した。詳しい死亡の経緯を調べる。
 
 枚方署によると、男性は28日午後7時半ごろから、同園の屋外ステージで十数人のスタッフらと着ぐるみ姿でダンスの練習を始めた。練習後に意識を失って救急搬送されたが、まもなく病院で死亡が確認されたという。着ぐるみは、パークにすむという妖精キャラクターの一種。
 
 大阪管区気象台によると、枚方市の28日午後8時時点の気温は28・7度だった。同園を運営する京阪レジャーサービスは「心からおわびいたします。原因を究明したうえで、再発防止に取り組んで参ります」とコメントした。着ぐるみが出演するイベントは当面休止するという。
 
□遊園地アルバイト死亡 熱中症か
NHK News 2019年07月29日 18時47分
 
28日夜、大阪・枚方市の遊園地、「ひらかたパーク」で、着ぐるみを着てショーの練習をしていたアルバイトの男性が意識を失い、その後死亡しました。
警察は熱中症で死亡したとみて、詳しいいきさつを調べています。
 
28日午後8時すぎ、枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、キャラクターの着ぐるみを着てショーの練習をしていた男性の意識がないと、園のスタッフから消防に通報がありました。
男性は病院に運ばれましたが、その後死亡しました。
警察によりますと、男性は市内に住むアルバイト山口陽平さん(28)で、28日は園が閉園したあとの午後7時半ごろ、着ぐるみを着た状態で屋外のステージでショーの練習を始め、25分間の練習を終えて控え室に戻ったあとに意識を失ったということです。
警察は遺体の状況から、山口さんが熱中症で死亡したとみて、詳しいいきさつを調べています。
ひらかたパークを運営する京阪レジャーサービスは、「誠に遺憾であり、原因の究明と再発防止に努めます」とコメントしています。
 
□「ひらパー」で着ぐるみの男性死亡…熱中症 閉園後にダンスの練習
MBS News 更新:2019/07/29 19:47
 
 7月28日、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で着ぐるみを着てダンスの練習をしていた28歳のアルバイトの男性が死亡しました。死因は熱中症でした。
 
 28日午後8時ごろ、枚方市の「ひらかたパーク」で、職員から「着ぐるみを着て活動している20代の男性の意識がない」と消防に通報がありました。警察によりますと、着ぐるみを着ていたアルバイトの山口陽平さん(28)が意識不明の重体で病院に搬送され、約2時間後に死亡が確認されたということです。司法解剖の結果、死因は熱中症でした。
 
 山口さんは閉園後に、野外ステージでキャラクターの着ぐるみを着て1時間ほどダンスの練習をしていて、警察は運営会社から事情を聴くなどして業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進める方針です。枚方市の28日の最高気温は33.2度でした。
 
□全身に妖精の着ぐるみ、アルバイトの男性が熱中症で死亡 大阪・ひらかたパーク
毎日新聞2019年7月29日 20時28分(最終更新 7月30日 05時52分)
 
〔写真〕ひらかたパーク=ひらかたパーク提供
 
 大阪府警枚方署は29日、同府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で28日夜、着ぐるみショーの予行演習をしていた同市のアルバイト社員の男性(28)が熱中症で倒れ、死亡したと発表した。同署は業務上過失致死容疑で捜査を始めた。
 
 同署によると、男性は着ぐるみ姿での客の出迎えやショーを担当。この日午後7時半から約20分間、屋外ステージで全身に妖精の着ぐるみを着け、8月からのショーの予行演習に参加した。終了後、体調不良を訴えて意識を失い、搬送先の病院で死亡が確認されたという。
 
 ひらかたパークの運営会社によると、男性は予行演習直前まで異常はなく、水分補給もしていたという。今夏の着ぐるみショーは中止し、その後も原因判明まで再開しないことを決めた。同署は勤務管理の状況などについて、関係者から事情を聴く方針。
 
 28日の枚方市の最高気温は33・2度を記録していた。【山本真也】
 

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