(試訳)日本の全労連「反安倍連帯」小田川義和議長8・15に合わせて訪韓…「安倍、政権維持ために歴史利用」(8/16)

日本の全労連「反安倍連帯」小田川義和議長8・15に合わせて訪韓…「安倍、政権維持ために歴史利用」

毎日労働News 2019年8月16日 http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=159988

日本の全労連「反安倍連帯」小田川義和議長8・15に合せて訪韓…「安倍、政権維持ために歴史利用」
ベ・ヘジョン 承認 2019.08.16 08:00
〔写真〕▲ペ・ヘジョン記者 http://www.labortoday.co.kr/news/photo/201908/159988_72924_0942.jpg

 日本の全国労働組合総連合会(全労連)が、15日、日本安倍政府の歴史わい曲と軍国主義の流れ、韓国輸出規制措置を批判して韓日労働者間連帯を強化すると表明した。
□光復節を迎えて韓国を訪れた小田川義和全労連議長は、この日午前、ソウル貞洞の民主労総で、キム・ミョンファン委員長との共同記者懇談会で「安倍政府の歴史修正主義を憂慮する」とし、「民主労総と連帯して共闘をする」と話した。全労連は、組合員110万人で日本で二番目に大きい総連盟だ。21の産業別労組を傘下に置いている。今年で結成30周年を迎えた。今回の訪問は民主労総の招待で行われた。
小田川議長は「安倍政権が日本右派勢力の支持と関心を引くために強制徴用被害者問題を利用しているのが最も大きな問題」とし、「政治的に解決しなければならない強制徴用被害問題をホワイトリスト(輸出優待国家)排除など貿易問題に導いていくことは、政経分離原則にも外れ、道理に合わない行動」と批判した。彼は「安倍政権は、歴史修正主義を前面に出して、侵略戦争と植民地支配問題に責任を負わないようにしている」とし「政権維持のために歴史問題を利用して、平和憲法を変えようとしている」と話した。
小田川議長によれば、全労連などが含まれた「総団結行動実行委員会」は、ホワイトリスト排除施行令発効を一日前にした27日、日本総理官邸前で安倍政府の歴史修正主義を糾弾する計画である。集会には2千〜3千人が参加する予定だ。
小田川議長は韓国で激しく起きている日本製品不買運動には用心深い立場を明らかにした。彼は「日本のマスコミでは韓国の不買運動を「反日行動」とか「反安倍行動」と扱っているが、全労連は「反安倍行動」と見る」としながらも「日本国内で紹介される(韓国)不買運動に日本市民の感情が悪化していて憂慮される」と話した。
彼は「韓国は日本の輸入国家のうち4位で、貿易摩擦が生じるならば生産に余波を及ぼし、観光が減って実質的影響を受ける」とし「政府の政策により発生した問題であるが、労働現場では経営合理化を通じて解決する動きがあるが、その部分を遮って政府に責任を問う声を出さなければならない」と付け加えた。
キム・ミョンファン委員長は「安倍政府の韓国貿易報復措置だけでなく、日本の平和憲法改正の動きを防ぐためには韓日労働組合の連帯が必要だ」とし「それが韓半島の平和、戦争名分遮断、正しい韓日関係をうちたてる道」と表明した。
ペ・ヘジョンbhj@labortoday.co.kr
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