労基署の是正勧告受けた宝塚市立病院 第三者委設置へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201911/0012854535.shtml
2019/11/7 05:30神戸新聞NEXT
兵庫県宝塚市立病院(同市小浜4)が、有毒な化学物質を扱う病理検査室で排気装置の不調を放置したまま職員を働かせ、西宮労働基準監督署から是正勧告された問題で、同病院は事実関係と原因を調べる第三者委員会を設置する方針を固めた。
同労基署は9月、揮発性の高いキシレンやホルムアルデヒドといった有毒な化学物質を扱う病理検査室で、排気設備の機能が不十分として同病院に是正勧告と改善指導をした。同室で勤務する女性技師の1人は8月から鼻水や目の痛みなどの症状が出る「シックハウス症候群」で休職し、別の女性も頭痛を訴えていた。