教員の「変形労働時間制」導入可能にする改正案 衆院で可決
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191120-00000012-jnn-soci
2019/11/20(水) 1:31配信TBS News i
Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.
教員の長時間労働が問題となるなか、公立学校の教員について忙しい時期の勤務時間を延ばす代わりに、閑散期に休日を取れるようにする「変形労働時間制」の導入を可能にする改正案が衆議院本会議で可決しました。
改正案は、公立学校の教員について忙しい時期の勤務時間を延ばす代わりに、学校の夏休み期間中に休日をまとめ取りできるよう1年単位で勤務時間を調整する「変形労働時間制」を導入できるようにするものです。
改正案をめぐっては、「長時間労働を認めることになるうえ、夏休み期間中でも教員は多忙」などと問題を指摘する声もあがっています。
19日、この改正案について衆議院本会議で討論が行われ、立憲民主党や国民民主党などは「繁忙期の勤務時間延長で長時間勤務が追認されるという不安もあがっていて、過労死事案を増加させかねない」などとして、反対しました。その後、採決が行われ、改正案は与党などの賛成多数で可決し、参議院に送られました。(19日21:41)
最終更新:11/20(水) 5:58