長時間労働とうつ病、札幌の研究員が上告 賠償請求訴訟
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2019/12/27 19:34 北海道新聞
長時間労働でうつ病を発症したなどとして、民間シンクタンク北海道二十一世紀総合研究所(21総研、札幌)研究員の男性(48)が、21総研と当時の上司に計約9500万円の損害賠償を求めた訴訟で、男性は27日、一審札幌地裁判決を取り消し、21総研側の責任を否定した札幌高裁判決を不服とし最高裁に上告した。
取材に対し、男性の代理人弁護士は「過重労働を課した企業を免責する判決は受け入れられない」と述べた。21総研は「上告を確認しておらず、コメントは控える」とした。