作業員が屋根から落ち死亡 命綱使用の措置をしなかった疑いで工務店と社長を書類送検
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2020年1月17日 20:41 京都新聞
京都上労働基準監督署は17日、労働安全衛生法違反の疑いで、南沢工務店(京都市上京区)と同社の男性社長(78)を書類送検した。
書類送検容疑は、昨年2月6日、京都市右京区の妙心寺塔頭の屋根改修工事で、墜落の危険がある高さ2メートル以上の屋根上での工事で、労働者に命綱を使用させるなどの措置を講じなかった疑い。
同監督署によると、屋根で足場の解体作業を行っていた70代の男性作業員が、高さ3・2メートルの屋根から落ち、頭を強く打って2日後に死亡した。