高プロで長時間労働の実態が明らかに(2021.7.7更新)

 2018年の「働き方関連改革法」で、労働側の強い反対を押し切って導入された「高度プロフェッショナル制度」(以下、高プロ)の運用をめぐる厚生労働省調査が発表されました。労働時間規制を外す「高プロ」導入企業は、在社時間と社外で働いた時間の合計=「健康管理時間」の把握を義務づけられており、その集計結果が初めて明らかになりました。対象の全17事業場で月200時間以上、うち6事業場で月300時間以上の高プロ適用者がいるなど、予想通り、高プロで働く労働者の長時間労働が明らかになっています。

高度プロフェッショナル制度に関する報告の状況(2021年3月)

厚生労働省 ⾼度プロフェッショナル制度 わかりやすい解説

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