働く若者たち支えよう ユニオンを財政面で 低賃金、非正規差別、ブラックバイト /東京 (1/30)

働く若者たち支えよう ユニオンを財政面で 低賃金、非正規差別、ブラックバイト /東京
https://mainichi.jp/articles/20200130/ddl/k13/040/021000c
毎日新聞2020年1月30日 地方版

〔写真〕アルバイト先での労働問題をアピールする青年ユニオンの大学生メンバーたち=首都圏青年ユニオン提供

労働組合への加入が少ない若者や非正規労働者への支援を中心に活動している労組「首都圏青年ユニオン」(原田仁希委員長)の活動を支えようと、労働関連の研究者や弁護士などが同ユニオンを支える会への参加を呼びかけ始めた。低賃金や不安定雇用に苦しむ労働者が声を上げられる場を支援しようと賛同が広がり約80人が呼びかけ人になっている。【東海林智】

 同ユニオンは、20〜30代の若者を中心に、「誰でも、一人でも入れる労働組合を」と2000年12月に個人加盟ユニオンとして結成された。企業別組合が主流の日本でも個人加盟ユニオンはあったが、若者に特化した組合の誕生は画期的だった。当時、若年層に非正規労働者が急増し、職場に組合がない、あっても非正規は入れないなどの状況があり、賃金不払いなど違法状態がまかりとおる現場で苦しむ若者の受け皿を目指した。
 

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