明けましておめでとうございます。雇用と働く環境の改善が一歩づつ前進するよう力を合わせてまいりましょう。さて、今年は男女雇用機会均等法が施行されて25年を経過した年となります。1986年は、労働者派遣法が施行された年でもあり、25年の歳月が流れました。その結果、女性をはじめ多くが労働者と求職者が非正規労働に苦しむ状況が広がっています。新自由主義的な規制緩和、競争至上主義のくび木から抜け出さなければなりません。ところが、この春の通常国会では「使い捨てを規制しない」有期労働契約の審議が先行されようとしています。1995年以降の有期契約拡大が、どれほど雇用契約の崩壊を招いてきたのか、民主党政権はどこまで公約違反を広げるつもりなのか、悲しい限りです。今年は、厳しい状況からのスタートとなりますが、世界で、この大阪で新たな青年運動や非正規労働者の権利闘争も前進しています。私たち働き方ネットは、みなさんと語り合い、意見を交わしながら労働者の人権と生活を擁護して微力ながら頑張っていきますので、どうぞ引き続いてご注目ください。