この「働き方ネット」ホームページは、今月6日に20万回アクセス数を突破致しました。2008年5月5日に公開しましたが、これほど多くの皆さんに訪問いただき活用されたことは望外の喜びです。心よりお礼を申し上げるとともに、今後いっそうホームページの充実と運用をはかって行きたいと思います。開始したときはこんなに多くのアクセス数、2年3カ月で20万アクセスに達するとは思いも寄らなかっただけに、働き方ネットのコンセプトが受け入れられていると思うと今後の励みとなります。
この機会に誓いたいと思います。私たち働き方ネットは、人間らしい働き方、生き方を考え直し、働くルールの確立と雇用の安定、格差社会の是正を求めて労働者、労働組合、法律家、研究者、市民団体とによる共同運動をすすめています。しかし今日なお、労働者が働き続ける難しさや苦痛が続き、家族の不安が増しているもと、私たちはそこから抜け出し誰もが希望に勇気づけられ、そして基本的人権が保障される社会の出現めざして、みなさんとさらに絆を強め奮闘していくことを約束したいと思います。
さて、20万回もアクセスされた方々はどのような方でしょうか。アクセス数解析を見てみると、閲覧に至った検索キーワードの第1位は「専門26業務」、第2位は「働き方ネット」、第3位は「解雇、雇用調整助成金」、第4位は「過労死認定数」となっており、派遣労働関係や解雇問題が突出して多いことが特徴です。いつ閲覧されているかを見ると、24時間いつでもアクセスされています。なかでも勤務時間帯内でのアクセスが多く、午前11時、午後2時あたりが比較的多いのですが、深夜の3時、4時でも一定数のアクセスがあることに驚かされます。最近の1日最多は589アクセスで、平均300数十アクセスとなっています。曜日では月曜日から金曜日が比較的多い状況です。
アクセス解析から見えるモノは限定的ですが、何か分かって来たように思えます。森岡孝二教授の連続講座の閲覧が多いことなどを考えると「働き方」そのものを一緒に考えたいと思われる方が一番多いと思いますが、派遣労働に苦しみ、長時間労働に苦しみながらその脱出する術を考えている労働者や運動家がアクセスされていると見ることが出来そうです。
私たち働き方ネットは、もっと労働者の生活にまで踏み込んだ実態や嘆きとも思われるつぶやきを拾いあげ、運動や取り組みをつうじて希望が見える「かたち」にまで仕上げる役割の一端を担いたいと思っています。
これからも、働き方ネットのホームページを訪ねてきてください。お待ちしています。(H)