トヨタ自動車が生産現場で働く従業員の仕事と子育ての両立を支援するため、夜勤を免除する新制度を9月に導入することが6日、分かった。未就学児を持つ従業員は、一定の条件を満たせば夜勤を免除され、日中だけの勤務となる。
子育てをしやすい職場環境づくりに関する労使協議がこのほどまとまった。対象となるのは、未就学児の面倒をみる同居家族がおらず、入社して数年間経験を積んだ一定の技能レベルを持った従業員で、男女は問わない。
また、新制度では職場に託児施設がない工場の従業員には、託児施設が開くまでの早朝に雇うベビーシッターの費用の一部を補助することも決めた。