みなさま、いつも当NPOの活動に関心を持っていただき、ありがとうございます。
NPO法人「働き方ASU―NET」で常任理事・相談員をしております、北出茂(社会保険労務士)です。
この度、『労働NPOの事件簿~仕事をめぐる「名もなき人たち」のたたかい~』(花伝社、2023/2/6)を出版させていただきました。
北出茂『労働NPOの事件簿~仕事をめぐる「名もなき人たち」のたたかい~』 amazonへ
その名の通り、労働問題ノベルであり、NPO法人「働き方ASU―NET」をモデルとしています。登場人物や紹介している案件も、実在の人物、実際の案件を素にしております。
ぜひ、皆様に手に取っていただきたく、横へ広げていただきたく、お願いをする次第です。以下、本書の内容をテロップ形式で紹介をさせていただきます。
◆この本の内容
社会保険労務士として、企業法務部(部門長)として、労働NPO(理事・相談員)として、個人加盟労働組合(委員長・書記長)として、多くの労働問題を担当してきた著者が、読者にお届けする渾身の一冊。
特定社会保険労務士・行政書士・弁護士ら専門家の仕事ぶり。さらには、労働NPO・コミュニティユニオンは何をしているのか。マスコミが取り上げない等身大の姿を描く。渾身の力でお届けする、使えるノベル!!
ビジネスマンや学生にも興味を持ってもらえる実用書でもあり、社会派の小説です。働く人々を守り、社会について考えるための本です。不条理と闘うための本でもあり、事例ごとの実践的なマニュアル本にもなっています。
◆この本を出版した理由・広げていただきたい理由
労働問題は働く人々において関心が高い事柄です。パワハラ・セクハラ・退職勧奨など、大企業に勤めていても無関心無関係ではいられない現状があります。
本作品は、具体的な事例を通じて、誰しもが疑問に思う労働問題についての疑問を解消させ、正しい知識を身につけられるようになっています。
しかし、(本書でも書きましたが、)本当に重要なのは、知識の有無ではなく、その知識を使うノウハウの有無、使い方をイメージできるか、「かまえ」を作ることができるか、なのです。この本は単に知識を得るだけでなく、その使い方のイメージできるようになり、「かまえ」の作り方を具体的にイメージできるようになることを目指しています。それだけでも、自分で、権利救済に立ち上がることが容易になります。
実務家、当事者、経験者としてともに悩み考えていく観点に立っています。等身大からのアドバイスという側面に立ち、当事者に対するエンパワーメント(勇気づけ)を含めて、より読者の方々に共感できる内容となっています。自分でもできるという「やる気」を引き出すことができます。当事者の心に寄り添った細やかな心理描写が特徴です。
本作品が売れれば売れるほど理不尽な労働を強いている経営者をけん制できます。その結果、日本の労働環境が改善されれば、過労やパワハラによるうつ病などの労働災害も副次的に改善されることでしょう。
このように本書を広げていただければ、社会進歩に役立ち、世の中を明るくすることができます。
読者になってくだされば、学生、すべての社会人、次世代を憂う定年世代の方まで幅広く、何かを感じてもらえる内容です。
どうぞ、本書を広げていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
北出茂