6月26日、北大阪総合法律事務所にて第14回総会を開催し、梅雨と台風接近の雨が降り続く中、14名(うちオンライン3名)が出席しました。
〇総会は神谷幹事の司会で進行し、岩城共同代表が開会挨拶をおこないました。
〇「氷河期世代の過去・現在・未来」のタイトルで伊藤大一さん(大阪経済大学教授、ASU-NET共同代表)が記念講演をおこないました。
前半は近藤絢子さんの著書「就職氷河期世代」(中公新書)をもとに、コーホート分析による「就職氷河期世代」の男女労働者の働き方の変化、年収の推移などを解説されました。
近藤本の意義として、①就職氷河期世代30年間を統計から見て総括し、一般に言われている言説(「アベノミクスの効果で経済は上向いた」「若者の貧困化が少子化に拍車をかけた」など)を否定 ②育休や共働きなどが、少子化に歯止めをかける可能性を指摘 ③現状は手遅れであり、生活保護、負の所得税の検討が必要などの問題を明らかにしたことをあげました。
近藤本の限界としては、①労働運動論的視点の欠如 ②最低賃金政策の無視を指摘されました。
講師の考えるこれからの日本社会は、①最低賃金制度+社会保障を実現する労働運動、市民運動との共同 ②高齢者には生活保護制度の活用 ③「子ども・大人食堂」の活用など、「画一的な行政対応」から「きめ細かい対応」が必要とされると提起されました。
最後に、運動におけるAIの活用について、実際に使ってみて議論していくことを呼びかけられました。
AIの活用については、参加者の意見交換をおこないました。
〇総会に移り、喜多幹事を議長に選出。川西・高田理事が議案を提案。討論では「非正規労働、とくにスポットワークについての省庁交渉の報告」(脇田理事)、「生活保護基準引き下げ違憲訴訟、これからの課題」(大口幹事)、「海外労働連絡会の活動」(西川理事)の3本の発言がありました。
すべての議案が採択され、森川幹事が閉会挨拶をおこないました。
〇懇親会は10名が参加して、中華料理チャオチャオで開催。青木幹事の発声で乾杯。近況や運動への思いを語り合い、散会しました。
◆NPO_働き方ASU-NET_第14回総会決議 クリックしてご覧ください ↓
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