働き方ASU−NETの総会で元気をもらいました

  6月24日(月)、NPO働き方ASU−NET第2回総会には会場いっぱいの30数名が参加、若い人たちにも多く参加していただけ、元気のでる総会となりました。 昨年4月の設立総会後、NPO法人格の取得、事務所の活用、浜矩子さんを招いたNPO移行記念集会、森岡孝二代表理事の「過労死は何を告発しているか」の出版記念講演会、時々の話題を取り上げた「NEWS深読み」の開催、学生・若手社会人講座ドット・オルグの開催など、試行錯誤しながらも少しずつ軌道の乗ってきたのではないでしょうか。 そして、この1年で特筆すべきはやはり先の国会での過労死防止法の成立です。ASU−NETも過労死家族の会と共催し、集会を開催してきました。来賓の家族の会の寺西笑子さんが、過労死防止法成立までの取り組みをお話され、この社会から過労死をどうしてもなくしたいという熱い思いに溢れた粘り強い活動に頭の下がる思いがしました。 また、「防止法は国民の要求で作られた初めての労働法で意義が大きい」という岩城穣代表理事のお話、森岡孝二代表理事の、「政府は一方でホワイトカラーエグゼンプションをやろうとする相反する二つの流れとなったが、防止法の成立で国民の側からの過重労働をなくす運動の大きな転機となる」という発言にも大いに激励されました。まさにこれが過労死のない、人間らしく働く社会をつくる運動の転換点であり、ASU−NETが役割を果たさなければならないと思います。参加者一同が決意を新たにしたのではないでしょうか。 私も理事の一員として、ASU−NETがその目的であるActivist(活動家) Support(支援) Union(共同)として、大阪の労働運動、社会運動の発展に寄与できるよう活動実績を重ね、質的にも量的にも成長できるよう皆さんと頑張りたいと思います。  (井筒)

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