ユニクロ、NGO調査受け入れを検討 下請け長時間労働

http://www.asahi.com/articles/ASH1N56M2H1NULFA025.html
朝日デジタル 2015年1月20日
 
 「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは20日、中国の下請け工場の労働環境を改善させるため、NGOによる調査の受け入れを検討していると明らかにした。中国広東省の二つの下請け工場で違法な長時間労働が発覚し、問題になっているためだ。

 この問題は、香港のNGO「SACOM」が潜入調査で指摘し、ファストリも認めた。SACOM幹部は19日に東京都内でファストリ幹部と会談し、NGOによる調査を受け入れるよう求めていた。

 ファストリの柳井正会長兼社長は20日、「今回の事態は非常に残念だ。すべての下請け工場での人権尊重と適正な労働環境の維持に一層努めたい」とのコメントを出した。

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