ゼンショーとバイト女性が和解 謝罪と団交を条件に

【共同通信】2012/12/25

 牛丼チェーン「すき家」のアルバイト福岡淳子さん(45)=仙台市=と支援する労働組合が、未払いの残業代に関する団体交渉を拒否されたとして、経営する外食大手「ゼンショー」に300万円の損害賠償などを求めた訴訟は25日までに、ゼンショーが謝罪し、団交に応じることなどを条件に東京地裁(竹田光広裁判長)で和解した。21日付。

 福岡さん側の弁護士は「同様に団交を拒まれて苦しむ多くのアルバイトを勇気づける内容だ」と意義を強調した。ゼンショーは「現段階ではコメントできない」としている。

 福岡さん側の弁護士によると、同社が福岡さんと労組に解決金を払うことも和解条件。

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