http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0166842.html
北海道新聞 2015/08/10
千歳市の臨時職員だった女性が、上司だった男性(54)から性的関係を強要されるなどの嫌がらせを受けたとして、市と男性を相手取り、慰謝料など計550万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こしたことが10日、分かった。提訴は5月26日付。
訴えによると、女性は2006年4月から12年4月まで市の臨時職員として勤務。11年4月の職場の飲み会で、当時の上司だった男性課長から「好きだ」などと告げられ、その後もしつこく関係を求められるなどしたという。女性は「一連の行為は職場の飲み会が発端だった」として、市には使用者責任があると訴えている。男性はその後、別の課の課長や部長などを歴任。提訴された後の5月末から体調不良を理由に休みを取り、7月31日付で依願退職した。