答 申+引き上げ額 地方(改定額:目安との差)
+30 東京(821:0*)
+29 神奈川(818:-1*)
+20 京都(749:+5*)
+17 大阪(779:+3*)
+15 埼玉(750:+1*)
+13 北海道(691: 0*)、兵庫(734:+3*)、滋賀(706:+3)
+12 茨城(690:+2)、栃木(697:+2)、群馬(688:+2)、山梨(689:+2)、新潟(681:+2)、
石川(686:+2)、福井(683:+2)、静岡(725:+2)、三重(714:+2)、奈良(691:+2)、
徳島(645:+2)、香川(664:+2)
+10 岐阜(706:0)
以下、全労連最賃闘争情報0824号より
■大阪 +17円 779円
・8月19日(木)の午前11時から第290回総会を開催し、今年度の大阪府最低賃金を17円引き上げて779円とする答申を行った。
総会は非公開で開催され、労働局によると「使用者委員1名と公益委員1名が欠席。公益委員が示した大阪府最賃を17円引き上げて779円とする答申に対し、労働者委員が賛成し、使用者委員は反対した。
・中賃審議会は8月6日に目安答申を行い、大阪は「生活保護との乖離額を17円」とし、乖離の解消期限を1年延期し、今年度の目安は14円と報道されていた。しかし、今年度一挙に、17円を解消したことになる。
・答申額779円は1000円にはほど遠く、とても生活できる金額とは言えない。が、厚生労働省が試算した生活保護との乖離額17円を、来年まで延長せずに一挙に解消した点は、私たちの運動の一定の成果であり、今後の運動の確信につながるもの。
・280筆をこす意見書の提出、短期間での13,070筆の個人署名と174筆の団体署名の提出、大教組の小豆島副委員長の心打つ意見陳述、青年部の最賃生活体験レポート、労働局前ハンガーストライキ一日座り込み行動、労働局への交渉、8月10日(火)の地域専門部会(最賃額を審議)開催前には「目安を突破し生活できる最賃の実現を!最低賃金1000円以上に!」というチラシ配布を行ったが、公益の審議会会長は「熱中症にならんように」と
声をかけてきた。
・運動に確信をもちつつ、なお、1000円以上の実現に向けて、9月1日(水)15時45分に大阪合同庁舎2号館に集合し、異議申し出行動を行う。
・ 今回の引き上げ率は2.23%。賃金引き上げが必要な労働者数は約76000人と発表されている。しかし、今回は昨年よりも影響を受ける労働者の人数が少なくなっている。昨年は14円引き上げだったが、98000人が影響をうけると推定されていた。
・新聞募集チラシを見ると多くは800円以上の募集になっている。1件、762円があり、試用期間が770円などの募集がまれにあったが、昨年から800円募集が増えているように思う。