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時事ドットコム 2015年6月28日
安倍晋三首相が26日夜、連合傘下の産業別労組UAゼンセンの逢見直人会長と首相公邸で会談していたことが分かった。複数の関係者が28日、明らかにした。逢見氏は10月に連合の事務局長に就任する見通しで、会談では労働法制改革や雇用情勢をめぐり意見交換したとみられる。
連合は、安倍政権が規制改革の観点から成立を目指す労働者派遣法改正案や労働基準法改正案に強く反対している。次期幹部との接触に関し、首相側には一連の法整備への理解を求めるとともに、連合の支援を受ける民主党を揺さぶる狙いもありそうだ。連合幹部は今回の会談について「逢見氏の個人的な行動であり、組織として関与していない。不愉快だ」と語った。