GM全米スト、長期化 破綻10年、業績回復したが… 労組側、「応分の報いを」 (10/3)

□GM全米スト、長期化 破綻10年、業績回復したが… 労組側、「応分の報いを」
https://www.asahi.com/articles/DA3S14203174.html
朝日新聞デジタル 2019年10月3日05時00分

〔写真・図版〕ストライキをするUAWの組合員ら=9月25日、米デトロイトのGM工場前、江渕崇撮影

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)を舞台に、全米自動車労組(UAW)が起こした全米ストライキが3週目に入った。米金融危機後の経営破綻(はたん)から10年。安定して稼げるようになったが、将来の不確実さは増している。

 GMとUAWは4年ごとに労働協約を改める。9月14日の期限までに合意できず…

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□GMスト長期化、顧客やディーラーにも危機感
GMのストライキは全米規模としてはすでに1970年以来の長さに達している(写真はカリフォルニア州のディーラー、2017年2月6日撮影) PHOTO: DAVID PAUL MORRIS/BLOOMBERG NEWS
https://jp.wsj.com/articles/SB11588140412100604850204585573334271372288
By Nora Naughton 2019 年 9 月 26 日 09:45 JST

 米ゼネラル・モーターズ(GM)のストライキが2週目に突入する中、多くのGM車オーナーがディーラーを訪れるも、修理や点検はさらに待たなければできないことを思い知らされている。

 問題は、交換用部品がないことだ。

 GMでの全米ストとしてはすでに1970年以来の長さに達している。米国の30カ所余りのGM工場では生産が停止し、同社最大規模の部品倉庫や配送センターもあまり機能していない。これらの施設の従業員も全米自動車労働組合(UAW)の組合員だ。

 GMの工場や部品倉庫に大きく依存しているディーラーの場合、修理工場はほとんど間を置かずにこの操業停止による打撃を受けている。従業員は自動車の修理や定期点検に使う予備の部品を探して奔走している。

 ディーラーは、使える部品がないため顧客を断らざるを得なくなっているという。

 最も深刻なケースは、自動車が走行不能または安全のためのリコールの場合で、GMによると、部品を確保できるようになった時点でディーラーに急送している。 

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