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森岡孝二の連続エッセイ
第161回 卒業予定者を失業予定者にしてはいけません
1月17日に厚労省と文科省から、昨年12月1日時点の就職内定率の調査結果が発表されました。それによると内定率は71.9%で、過去最低を記録した前年同期(68.8%)より3.1ポイント上昇したものの、過去2番目の低さにとど […] -
トピックス
全労連が「有期労働契約規制に関する意見」を提出
2012年1月17日 厚生労働大臣 小 宮 山 洋 子 殿 労働政策審議会 会 長 諏 訪 康 夫 殿 同 労働条件 […] -
注目ニュース
読売新聞 「パワハラあった」労災逆転裁決…JR職員自殺
読売新聞 2012年1月18日 山形県にあるJR東日本酒田運輸区の副区長だった新潟市の男性(当時51歳)が2009年2月に自殺したことについて、国の労働保険審査会が、庄内労働基準監督署の決定を取り消し、労災を認定する […] -
情報資料室
「毎日新聞」 リアル30’s:働いてる? 識者に聞く/中 首都圏青年ユニオン書記長・河添誠さん
「毎日新聞」2012年1月17日 ◇人材育成、放棄した企業−−河添誠さん(47) 非正規雇用の増加は1990年代半ばに加速し、2000年代にさらに進みました。でも当時は不況のせいだと思われていた。「景気が回復すれば […] -
情報資料室
朝日新聞 大阪国独立!?(3)労働大臣に中嶌聡さん
「朝日新聞」2012年1月5日 なかじま・あきら 1983年茨木市生まれ。派遣会社員を経て2009年から地域労組おおさか青年部(組合員約100人)書記長。団体交渉の先頭に立つ。 (3)労働大臣 中嶌 聡さん ◎公約 […] -
文化通信
『灼熱の魂』/私は何処から来たのか
★今回は「もし、まだ観ていなければ、DVDで シリーズ」ではなく、現在、劇場で公開(大阪地区)されている作品を紹介しよう。フランス語圏のカナダ映画『灼熱の魂』。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。作品は、キリスト教徒とイスラム教 […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第160回 国家公務員の給与は高すぎるという議論は間違っています
よく「公務員給与は民間と比べると高すぎる」と言われます。それは証明をするまでもなく明らかなこととして広まっている見方です。しかし、これは事実に基づかないという点でイデオロギーです。 公務員給与の議論では、最低賃金に近い時 […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第159回 拙著『就職とは何か』に読者のあたたかい批評をいただいて
拙著『就職とは何か――〈まともな働き方〉の条件』(岩波新書)が出版されて2ヵ月近くになります。ありがたいことにいろんな方がブログなどに書評や紹介を書いてくださっています。正月の遊(すさ)びにそれらをざっと集めてみました。 […] -
論説-私論・公論
服部信一郎 今年、非正規雇用なくす思いで
明けましておめでとうございます。雇用と働く環境の改善が一歩づつ前進するよう力を合わせてまいりましょう。さて、今年は男女雇用機会均等法が施行されて25年を経過した年となります。1986年は、労働者派遣法が施行された年でもあ […] -
トピックス
野田政権の消費増税案は財政も暮らしも立ち行かなくなる最悪の選択です
政府税制調査会は、12月30日、消費税率を現行の5%から「2014年4月に8%、15年10月に10%」に引き上げる案をまとめました。野田政権はこれを政府案として新年1月上旬に正式決定し、消費増税法案の年度内提出をめざすと […] -
論説-私論・公論
破綻した経済成長路線からいまこそ新しい〈豊かさ〉へ
『月刊全労連』2012年1月号特集「原発ゼロ・働きすぎ社会の転換を」 森岡孝二「働きすぎをなくして経済・環境危機を乗り越える」から抜粋 経済成長が豊かさをもたらすという見方は、今日では、色あせた神話というより、すっかり […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第158回 ソウル市長の朴元淳さん、日本から応援しています
今年驚いたことの一つは、10月26日に投票された韓国ソウル市長選挙で野党統一候補の朴元淳(パク・ウォンスン)さんが当選されたことです。彼には、以前、日本と韓国で2度お会いしていました。それで親しみと尊敬の念を込めて「朴さ […] -
論説-私論・公論
【沖縄タイムス】 [評価書未明搬入]姑息なあまりに姑息な
2011年12月29日 【沖縄タイムス】 異常と言わざるを得ない。民主国家を名乗る国のやることなのだろうか。あまりに姑息(こそく)としか言いようがない。 沖縄防衛局は米軍普天間飛行場の辺野古移設を進める手続きで、環境影 […] -
論説-私論・公論
【沖縄タイムス】 [マニフェスト無残]政権交代は何だったか
2011年12月25日【沖縄タイムス】 政権交代を成し遂げた2009年衆院選で、民主党が掲げたマニフェスト(政権公約)が総崩れ状態だ。新政権が誕生したのは有権者が公約に惹(ひ)かれたことが大きかった。だが、いま公約にか […] -
情報資料室
日本弁護士連合会 大阪府における教育基本条例案に対する会長声明
日本弁護士連合会 大阪府における教育基本条例案に対する会長声明 大阪府では、2011年(平成23年)6月13日、「府立学校及び府内の市町村立学校の行事において行われる国歌の斉唱にあっては、教職員は起立により斉唱を行うもの […] -
注目ニュース
「中日新聞」 <はたらく>「過労死防止へ 新たな規制を」
「中日新聞」2011年12月23日 働き過ぎによる病気や自殺で家族を失った遺族と弁護士らが「過労死防止基本法」 の制定を求める請願のため、全国で百万人の署名を集める活動を開始した。労働基準 法による規制や、遺族による裁判 […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第157回 書評? 西谷 敏『人権としてのディーセント・ワーク』
西谷 敏『人権としてのディーセント・ワーク――働きがいのある人間らしい仕事』旬報社、2000円 「まともな働き方」を4つの視点で探る 本書は労働者の味方の労働法学者による、雇用と労働の現状とあり方に関する平易な概説で […] -
森岡孝二の連続エッセイ
第156回 書評? 植村邦彦『市民社会とは何か――基本概念の系譜』
植村邦彦『市民社会とは何か――基本概念の系譜』平凡社新書、940円 平凡社新書、987円 「市民社会」の意味、文献渉猟で明らかに 本書は「市民社会」という概念の変遷をめぐる雄大な叙事詩である。 序章で著者は、「反貧困ネッ […] -
トピックス
働き方ネット大阪第15回つどいアピール
若者と日本の未来を危うくさせる就職難と ブラック企業をなくすために声を上げよう 学生に明日の職場を保障できない日本に未来はあるのか、深刻な就職問題と無法なブラッ […] -
注目ニュース
見出し 浪速学院:未払い残業代、9割放棄 労基署調査後、教職員に異例要請
「毎日新聞」2011年12月13日 私立「浪速高校・関西大学連携浪速中学校」(大阪市住吉区)を経営する学校 法人「浪速学院」(住吉区、当時は大阪国学院)が08年9月、未払いだった過 去2年半の時間外手当のうち10%だけを […]