大阪労連青年部の最賃体験

    21人が、月13万2957円で生活体験する取り組みを行いました。最低賃金法が昨年改正され「生活保護に係る    施策との整合性に配慮するものとする」が9条に加えられましたが、中央最低賃金審議会は意図的に生活保護水準を低め、大阪では17円引き上がったものの748円となっています。1000円以上をめざす大阪労連青年部は、今年の改訂時期8月めざし、生活体験をおこなったものです。1日に終了交流会が行われましたので、体験者の生活ぶりや感想など、発言をいくつか紹介します。
●「安く上げるために88円のカップラーメンを良く食べたが力が出ず、体に発疹がでた」●「衣服・娯楽などにお金は使えず、食費を削るしかない。食事は1ヵ月のうち、12回抜いた」●「タチウオは切り身しか見たことが無く、海遊館にタチウオを見に行ったのが痛かった。あとは、仙人みたいに家にこもって過ごしていた」●「毎日の晩酌を、ガマンした。でもビールが恋しくて、140円の炭酸水を買って、麦茶と割ったらマズかった…」など、多彩な感想が寄せられました。

 

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