歴史的な総選挙結果に、政治をもっと前向きに動かし労働者の権利前進させよう

自民党は壊滅的敗北となり、「政権選択」をアピールした民主党が、有権者の自公政治を終わらせて欲しいとの願いを引きつけ、308議席で安定過半数(252議席)を大きく越しました。民主党の激増は、有権者が自公政治にノーの審判を突きつけた結果ですが、民主党の政策に有権者が支持した結果とは、選挙中の世論調査などからも一概に言えません。しかし、民主党のマニフェストには労働者派遣法や最低賃金、公契約法関連、雇用対策など自公政権とは違って積極的なものもあります。その政策課題が抜本的に強化されながら実現するなら、新自由主義的規制緩和路線を転換することにつながります。これからの私たちの運動が大変重要で、もっと注目されるものとならなければなりません。民主党は憲法改正や衆議院議員定数削減など誤った政策も掲げており、注視しなければなりません。しかし、これまでの自民党政治に変え、政治を前向きに動かす本格的な時が訪れたのだと思います。取り敢えず記しておきました。(服部信一郎 副会長)

 

 

 

 

 

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