過労死防止:「労働者守れ!」家族の会が集会

毎日新聞 2015年08月06日 

ホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ制)など労働時間の規制緩和への反対を訴える「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子代表世話人=衆院第1議員会館多目的ホールで2015年8月5日、東海林智撮影

ホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ制)など労働時間の規制緩和への反対を訴える「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子代表世話人=衆院第1議員会館多目的ホールで2015年8月5日、東海林智撮影

 

 長時間労働などによる過労死で肉親を失った家族でつくる全国過労死を考える家族の会(寺西笑子代表世話人)は5日、ホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ制)や裁量労働制適用拡大を盛り込んで今国会に提出された労働基準法改正案に反対する集会を東京都内で開いた。

 労働時間の規制緩和は同会などの働きかけで制定された過労死等防止対策推進法に逆行するとして企画し、国会議員を含め153人が参加した。寺西さんは「残業代不払いなどの現状を放置して過労死を促進するような制度を導入するのは理解できない」と訴えた。

 裁量労働制の下で長時間労働し、くも膜下出血で視力を失った男性は「働き過ぎても会社は『自分の裁量』と知らぬ顔をするが、実質的に労働者に裁量はない」と話した。【東海林智】

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