トヨタ過労死行政訴訟の内野博子さんが大阪で話をされます

研究会「職場の人権」第105回例会の案内

トヨタ自動車の工場で−ひとつの過労死と労災認定判決の語るもの

 *と き:2008年6月21日(土) 午後1時30分〜4時30分(1時開場)

 *ところ:エルおおさか701号室 電話06-6942-0001
   (地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅下車。徒歩5分。駅から西へ約300m)
   エルおおさか(天満橋)  

*参加費:500円(当会の会員は参加費無料)

*報告者:
      内野 博子さん(原告)
      櫻井善行さん(労働問題研究者)

 トヨタ自動車で車体品質管理を担当した班長、内野健一氏(当時30歳)が02年2月、遅番勤務の残業中の午前4時40分に心停止で亡くなった事件について、昨年12月末、名古屋地裁は、これを労災と認めなかったトヨタ労基署の処分を取り消す判決を下しました。世界に冠たる超大企業の労働現場でなぜこのような過労死が起こるのか、そのとき労基署は、会社は、そして労働組合はどのように対応したのか、残された遺族はどのような心の葛藤を経て抗議に立ち上がったのか、今回の地裁判決の意義はなにか――。
 当研究会6月例会は、死者の妻、原告の博子さんと、裁判闘争に終始寄り添ってきた櫻井善行さんのご来会に恵まれました。お二人のお話を通じて、あらためて日本企業社会の宿痾とも言うべき過労死の問題を立ち入って考えたく思います。お誘いあわせのうえ、この貴重な催しに、ぜひご参加下さいますようお誘いいたします。

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