サマータイム制2010年3月に導入表明

 自民党の地球温暖化対策推進本部(野田毅委員長)は6日、家庭や運輸部門の温室効果ガス削減の包括政策案をまとめた。廃家電のリサイクル料金分を助成する2012年までの時限措置や自動車関連税の課税基準に二酸化炭素の排出量を使うこと、既存住宅の省エネ改修の目標設定や貸自転車の駅常備化−−などを求めている。サマータイムの10年3月導入も盛り込んだ。

 一方、公明党の地球温暖化対策本部(田端正広本部長)は6日、国内の温室効果ガス排出量を2020年に1990年比25%減、50年に同80%減との中長期目標の設定を求める提言をまとめ、福田康夫首相に提出した。

毎日新聞 2008年6月7日 東京朝刊

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