国家公務員、55歳から昇給停止 来年1月から

【共同通信】2013/01/17 22:31

 政府は17日、2014年1月から55歳以上の国家公務員の昇給を原則停止する方針を固めた。28日召集の通常国会に給与法改正案を提出する方向で調整しており、13年度は国の予算を5億円程度節約できると見込む。

 人事院は13年1月からの昇給停止を勧告したが、野田内閣は「14年4月から実施する方向で13年中に結論を出す」と実施を先送りしていた。安倍政権は人件費削減に取り組む姿勢を示すとともに、地方公務員の給与削減の実現に向けて地方側に理解を求める意図もあるとみられる。

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