景気の基調判断を8か月ぶりに下方修正 (東京都)

http://news24.jp/nnn/news89061501.html
日テレニュース 2013/07/08

景気に敏感な小売りやサービス業の従業員らに聞く6月の景気ウォッチャー調査で、内閣府は基調判断を8か月ぶりに下方修正した。

6月の景気の「現状」を示す指数は前月比2.7ポイント低い53.0で、3か月連続で低下した。製造業などで円安によって材料費の値上げが見込まれることや、梅雨に入り、飲食などの販売が鈍っていることなどが、低下の要因となっている。

また、景気の「先行き」を示す指数も、政策効果への期待が見られるものの、株価や為替の不透明感から、前月比2.6ポイント低い53.6となり、2か月連続で低下した。

  内閣府は「景気は、このところ持ち直しのテンポが緩やかになっている」として、基調判断を8か月ぶりに下方修正している。

この記事を書いた人