賃上げでくらし守ろう 東京と大阪 金属労働者が集い

しんぶん赤旗 2014/03/02

(写真)エイサー隊を先頭にデモ行進する金属労働者たち=1日、東京都内(省略)

 金属産業で働く労働者が、春闘で賃上げを実現し、くらしと経済を立て直そうと1日、東京と大阪で金属労働者のつどいを開き、それぞれ1000人以上が参加しました。JMIU(全日本金属情報機器労働組合)や幅広い労働者・労働組合でつくる「春闘をともにたたかう金属労組懇談会」が主催しました。

 東京都の日比谷公会堂で行われた東日本集会では、JMIUの生熊茂実委員長が主催者あいさつしました。生熊氏は「大幅賃上げを勝ちとらなければ、消費税増税で大変な消費不況になる。増税はやめるべきだ。賃上げでくらしと雇用を守ろう」と強調。労働者派遣法改悪など雇用破壊に反対し、平和や原発ゼロの課題にも取り組もうと呼びかけました。

 国民春闘共闘の大黒作治代表幹事(全労連議長)が連帯のあいさつ。労働者を突然会社から閉め出す「ロックアウト解雇」とたたかうJMIU日本IBM支部、「非正規切り」とたたかうJMIU日産自動車関連支部といすゞ自動車支部、日本航空解雇撤回原告団が争議支援を訴えました。

 集会終了後、若い組合員でつくる沖縄エイサー隊を先頭に、銀座をデモ行進しました。

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