毎日新聞 2014年9月13日
日本郵政グループの日本郵便は１３日、結婚や出産で退職する女性社員を期間雇用社員として採用する新制度を、今秋をめどに導入する方針を明らかにした。現在も正社員への再雇用制度はあるが利用が少ないことから、勤務時間の選択肢を広げて女性の職場復帰を支援する。政府は女性の活躍を促しており、活用の動きが広がりそうだ。
繁忙な郵便局の人員確保が課題になっており、元社員を即戦力として活用する。同時に、規模が小さい郵便局では、再雇用した女性がいることで現役社員が遠慮せずに育児休業を取得できるような環境づくりにも役立てる。（共同）