実質賃金:3月2・6%減 1年11カ月連続のマイナス

http://mainichi.jp/select/news/20150501k0000e020228000c.html
毎日新聞 2015年05月01日
  
 ◇1人当たり給与総額 微増の27万4924円
    
 厚生労働省が1日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの給与を合計した現金給与総額は、前年同月比0.1%増の27万4924円となり、4カ月連続で増えた。ただ物価の影響を加味した実質賃金は2.6%減で1年11カ月連続のマイナスとなった。

 消費税増税などによる物価の上昇に、賃金の伸びが追い付かない傾向が続いた。

 基本給などの所定内給与は0.3%増の23万9790円。残業代などの所定外給与は2.3%マイナスで、2年ぶりの減少となった。(共同

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