短期契約社員にも厚生年金を検討 厚労省の対象拡大策
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019103001001327.html
東京新聞 2019年10月30日 15時17分
厚生年金の対象拡大策の一環として、厚生労働省が雇用期間が２カ月以内の契約社員やパートらについて、契約更新が見込まれるなどの一定条件を満たせば厚生年金に加入できるよう制度改正を検討していることが３０日、分かった。国民年金（基礎年金）にしか入っていない労働者に厚生年金にも加入してもらうことで、将来の年金額を手厚くするのが狙い。
３０日午後開催の社会保障審議会（厚労相の諮問機関）の年金部会に改正案を示す。来年の通常国会に関連法改正案を提出する予定。
現行は非正規労働者のうち、契約更新の確約がない状態で雇用契約が２カ月以内の場合、厚生年金に入れない。
（共同）
〔図〕契約社員らの年金加入イメージ
[〇は加入できる、×はできない」
国民年金 厚生年金
現状 契約が２ヵ月以内の場合 〇 ×
↓
改正案 契約が２ヵカ月以内でも契約更新が見込まれる場合
国民年金 厚生年金
〇 〇