埼玉)春日部市生活支援課で「サービス残業」が発覚 (11/21)

埼玉)春日部市生活支援課で「サービス残業」が発覚
https://www.asahi.com/articles/ASMCN42N0MCNUTNB008.html?iref=pc_ss_date
朝日新聞デジタル 加藤真太郎 2019年11月21日03時00分

〔写真〕春日部市役所=埼玉県春日部市中央6丁目

 春日部市の生活支援課で記録が残る2011年度以降、職員の時間外勤務時間を実際よりも少なく調整し、実働に即した超過勤務(残業)手当が払われていなかったことがわかった。実際の勤務時間数を入力した資料や帳簿もあったが、手当を算出する人事課に少なく報告していたためで、「サービス残業」が約8年間でのべ182人の計1万3219時間にのぼる可能性があるという。

 市が20日、定例記者会見で発表した。この問題は同課職員(当時)が昨年11月、市職員労働組合を通じて未払い分を要求したことで発覚。市は調査会を設け、資料の照合や聞きとりなどの実態調査を進めてきた。市は中間報告として「所属長の黙示の命令があったものと認めざるを得ない」と結論づけた一方、担当課長らの処分は「現時点で考えていない」とした。

 調査の結果、各職員が実際の時間外勤務時間数を申請したデータよりも少ない時間数が人事課に報告されていたことが判明。時間外勤務命令簿を2種類作るなどして調整した年度もあった。「補正予算を要求しても認められない」として、超過勤務手当の予算の範囲内で各職員で割り振るように調整することが、課全体の共通認識になっていたという。

 市は全庁的に調査しており、こ…
 

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