共産、都市部で躍進 「新しい層からの支持」

http://www.asahi.com/politics/update/0722/TKY201307210349.html
朝日新聞 2013/7/22

共産は、選挙区では15年ぶりに複数の議席を獲得。議席を倍増した6月の東京都議選に続き、都市部での躍進を印象づけた。

東京選挙区(改選数5)で12年ぶりの議席を獲得した吉良佳子氏(30)は午後10時前に東京・代々木の事務所に現れ、支援者の握手攻めにあった。「国民置き去りの自民政治に対する怒りの声が寄せられた結果だ。原発再稼働を許さないという声を国会に届けたい」と語り、満面の笑みを浮かべた。

事務所には、従来の共産支持者だけでなく、ネットを通じて結成された勝手連の支援者たちも詰めかけた。脱原発のシンボルカラーである黄色のヒマワリを手に、勝利を祝った。

大阪選挙区(改選数4)で初当選を果たした辰巳孝太郎氏(36)は、大阪市中央区の事務所で支援者らと喜びを分かち合った。「自共対決がはっきりした選挙だった。無党派層や反自民、反維新の方からも多くの支持をいただいた」

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