自殺職員の過重労働放置 当時の署長を懲戒処分―東京消防庁 (3/31)

自殺職員の過重労働放置 当時の署長を懲戒処分―東京消防庁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020033101304&g=soc
時事通信 2020年03月31日22時01分

 昨年12月に自殺した職員の過重労働を放置していたとして、東京消防庁は31日、当時上司だった前牛込消防署長の男性消防監(56)=人事部付=を戒告の懲戒処分とした。前署長は「ご遺族に対し大変申し訳なく思う」と話しているといい、同日付で依願退職した。
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 同庁によると、自殺したのは牛込署に勤務していた40代の男性消防司令。昨年10月以降、業務量が増え体調を崩していたという。休職はしなかったが、「仕事が進まない」と周囲に話していた。
同庁は調査の結果、前署長が男性の業務量の調整や健康への配慮をすべきだったのに、怠ったと認定した。当初、前署長による男性へのパワーハラスメント行為の情報もあったが、これまでのところ確認できていないという。過重労働と自殺との因果関係も不明としている。
同庁の佐々木直人人事部長の話 心からおわび申し上げる。管理職の管理監督体制を強化し、職員の教育指導を徹底する。 

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