首相、国会答弁で憲法改正を表明 「まずは96条」と明言

2013/01/30【共同通信

 安倍晋三首相は30日の衆院本会議で、憲法改正の発議要件を定めた憲法96条を緩和する方向で改正する考えを表明した。憲法改正に関し「党派ごとに異なる意見があるため、まずは多くの党派が主張している96条の改正に取り組む」と明言した。現職の首相が国会答弁で憲法改正に具体的に言及するのは極めて異例だ。

 日本維新の会など憲法改正を掲げる政党が衆院で多数を占めたことが、発言の背景にあるとみられる。護憲を主張する政党は問題視しそうだ。

 首相は先の衆院選で勝利した直後の記者会見で、96条改正に意欲を示していた。

 

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