月6万円の過酷労働、病気で半身不随 日本恨んだ実習生 (7/12)

 月6万円の過酷労働、病気で半身不随 日本恨んだ実習生

朝日新聞デジタル 2019年7月12日07時00分
 
〔写真・図版〕 脳梗塞(こうそく)になったベトナム人元技能実習生のグエン・ドゥック・フーさん。帰国前日、東京都港区の日新窟で体を休める=2019年6月12日午後9時30分、平山亜理撮影
 
 6月13日、成田空港。
 
 夢を抱いてこの国に来たはずの人が、また一人失意のまま母国へ去った。
 
 ベトナム人の元技能実習生グエン・ドゥック・フーさん(34)。脳梗塞(こうそく)で倒れ、半身不随になった。
 
「安倍政権支持」の空気
 3年前に来日した。実習先は建設現場で足場を組む仕事だった。一日14時間働いて月給は約6万4千円。「月給14万円」という来日前の説明とは異なった。
 
 「来日のために抱えた借金150万円が返せない」。3カ月で逃げ出した。その後は、岐阜で清掃、愛知で農業、滋賀で荷物の梱包(こんぽう)などの仕事に就いた。
 
 倒れた時は失踪中だったため、…
 

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