内定辞退の確率を予測販売 法に抵触か 本格調査へ 東京労働局 (8/17)

□内定辞退の確率を予測販売 法に抵触か 本格調査へ 東京労働局
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190817/k10012038741000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_003
NHK News 2019年8月17日 3時55分

就職情報サイト「リクナビ」を運営する会社が、就職活動をしている学生の内定を辞退する確率を予測し販売していた問題で、東京労働局は、職業安定法に抵触していた可能性もあるとして、週明けから関係する企業の調査を本格的に始めることになりました。

この問題は就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが、サイトを利用して就職活動をしている学生が内定を辞退する確率をAIで予測し、学生の同意を得ないまま、去年3月以降38社に販売していたもので、問題の指摘を受け、今月4日にサービスを廃止しています。

職業安定法では、求人サイトの個人情報の取り扱いについて業務の目的以外に使う場合は本人の同意を得るよう指針で定めていますが、リクルートキャリアは学生から同意を得ていなかったことを明らかにしています。

またデータの販売先には、りそなホールディングスや大和総研ホールディングス、それにNTTグループの2社が含まれていることが分かり、各社はいずれも「採用選考の合否の判断には使っていない」と説明しています。

東京労働局はリクルートキャリアに加えて、これらのデータを購入した企業についても職業安定法に抵触していた可能性もあるとして週明けから本格的な調査を始め、個人情報の扱いが適正だったのかなどについて詳しく調べることにしています。
 

□リクナビ問題、東京労働局がリクルートキャリア調査
就活生の「内定辞退率」予測データ販売めぐり
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48289790W9A800C1916M00/
2019/8/7 1:30日本経済新聞 電子版

〔写真〕企業に応募があった就活生データをもとに、リクナビが「辞退率予測」の分析を加え、再び各社に提供していた(リクナビの内部資料)

就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京・千代田)が就活生の同意を得ずに「内定辞退率」の予測を企業に販売していた問題を巡り、東京労働局が同社に調査に入ったことが6日、分かった。職業安定法は個人情報を適切に扱うよう求めており、調査結果を踏まえて行政指導などが必要か判断する。

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リクルートキャリアはリクナビの閲覧履歴をもとに就活生の内定辞退率を予想して販売するサービスで不適切なデータの取り扱いが発覚…

 

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