米、新型コロナ“拡散は時間の問題”…保険高く、労働環境は劣悪 (3/2)

米、新型コロナ“拡散は時間の問題”…保険高く、労働環境は劣悪
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2020/03/2(月) 15:33配信WoW!Korea

米、新型コロナ“拡散は時間の問題”…保険高く、労働環境は劣悪
米国ニューヨークの市民たち(提供:news1)

新型コロナウイルスからは安全地帯とされてきた米国がついに“拡散は時間の問題”だという憂慮の声があがっている。保険料は高く、病気による休暇に対して厳しい労働条件のために、病気の爆発的な拡散が起こる危険性が高いということである。

2日、フランスの通信社によると、公衆保健の専門家たちは米国が先進国であるにもかかわらずウイルスに脆弱ないくつかの特徴があると警告した。

医療保険の未加入の人口、当局と接触するのを恐れている1100万人ほどの不法移民者たち、職を失うことをおそれ病気になっても出勤するという労働文化がその特徴として指摘されている。

現在人口対比で8.5%である2750万人の米国民には健康保険がない。

世界最高の病院と医療陣をもっている米国であるが、貧しくもお金持ちでもない中間層の国民は保険の死角地帯にいる。中間層は大企業たちが提供する民間の保険に入れず、また貧困層に提供される国家保険に加入することもできないためである。

保険がなければ、ささいなことで医者から診療を受けても数百ドルが請求される。

また米国は先進国の中で唯一、有給の病気による休暇の提供を強制する連邦法がない。

このような理由で多くの労働者は病気になっても出勤を続ける。

米国カリフォルニア州立大学の伝染病の学者は「これらのすべてのことは、ウイルス拡散の防止に否定的な要素である」としながら「このような米国の状況が心配だ」と語った。

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